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僕の宝物

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 本日はみかん灰の「水簸(すいひ)」作業です。
 
 2、3月に農家から分けてもらったみかんの枝葉を燃やした灰を水洗いします。
 灰は燃したあとにすぐ使えるわけではなく、この作業をしなければ使えません。「水簸」の目的は二つあります。

 ひとつは灰に含まれる強アルカリ成分を抜くこと。
 アルカリ成分を残したままにすると焼成中に釉薬が流れやすくなるという欠陥があります。また、灰が溶けた水分に触れると皮膚が溶けて大変危険なのです。

 もうひとつは砂やごみや余計な不純物を取り除き、微細な灰のみを残すためです。
 目の違う6つの「ふるい」を順番に通していきます。僕は灰をミルで摺らないので、一番最後に特注品の超微細のふるいに通すのです。
 
 こうやって作業すること3時間。上の写真のようなコーラ色のうわずみが出てきます。
 攪拌して残ったうわずみは、毎日2回交換します。その作業を1ヶ月。ようやっと釉薬の原料として使えるようになるのです。

 灰は僕の宝物なのです。
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伊東正明

Author:伊東正明
神奈川県湯河原でみかん灰釉の器をつくっています。
作品展の情報や、日々のことをつらつらと書き連ねます。

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